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今日は CUI 操作から zip ファイルにパスワードをつけてみましょう。
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アプリを使わなくてもできるのを知らなかったわん
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実はデフォルトで zip 生成の機能は搭載されているのですよ。
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アプリで出来るのにターミナルからやる必要はあるのかにゃ?
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そうですね、アプリでもいいのですが CUI からやるメリットもありますので本日はそこらへんを説明していきます!
こんにちは!あっきーです!
今回の記事は以下のような人を想定してパスワード付きのzipファイルを Mac のターミナルで生成する方法を紹介します。
・アプリなどでPC自体の容量を圧迫したくない
・CUI でのファイル生成などのコマンドに慣れたい
以下の人を想定とか言ってますが、タイムリーで自分が同じ状況になったのでその忘備録的な記事です(笑)
Windows では 7zip などのアプリを使って zipファイル作っていたのですが、外で Mac を使っていた時にデータの送信を忘れていたのを急に思い出したけどアプリが入っていない状況でした。
アプリを入れればよかったのですが、基本的に処理速度を重視しているので容量が増えたことによる PC の圧迫を避けたかったので今回の方法で実行しました。
同じ状況になった時に参考にしていただければ幸いですし、ターミナル操作に慣れておくことはエンジニアを目指す人にとってもいいことだと思いますので、これからエンジニアを目指す方なども参考にして、ターミナルでできることはターミナルで行うという癖をつけていきましょう!
ターミナルでzipファイルを作る手順
Mac ではデフォルトでパスワード付きzipを作ることは可能です。
そのためにターミナルを使用しますのでまずはターミナルを起動しましょう!
Finder → アプリケーション → ユーティリティ → ターミナル の順でまずはターミナルを開きましょう!
あとは対象のフォルダやファイルを zip にあらかじめしておきましょう!
zip の作り方は対象のファイルやフォルダに対して右クリックをして圧縮を選択するだけです。
ファイルはエクセル、テキスト、PDF なんでもいいです。
今回はよくありそうなエクセルで作成してみました。
ターミナル操作手順
ターミナル操作はコマンドがわからなかったりで最初は少々面倒に感じるかもしれません。ですが覚えてしまえばアプリを使用するより早くできるようになります。
自分の中でよく使うコマンドが必ずできてくるので最初は普段の作業でこの手順はターミナルでできないか実践してみて、頭の中でコマンドのインデックスを増やしていくことが上達の近道です!
では解説していきます。
① zipファイルにパスワードをつけるコマンド
ターミナル
1 |
$ zipcloak zipファイルの名前.zip |
コマンドとしてはこれだけなのですが、ファイルをどこから参照しているのかという情報(ディレクトリ、パス)を記述する必要があります。
この参照先を間違えるとエラーになりますので、間違いなく参照する方法をして「ドラッグ & ドロップ」を使用することをオススメします。
「ドラッグ & ドロップ」をしましたら「zipcloak」の後にファイルのパスとファイル名が表示されます。
次に「Enter」キーを押します。
② パスワードを設定する
パスとファイル名を指定して処理を実行すると「Enter password」と表示されますので設定したいパスワードを入力します。ちなみに入力したパスワードは表示されません。
入力後は「Verify password」と表示されます。これは先ほど設定したパスワードの再入力を意味します。こちらも入力したパスワードの表示はされません。
パスワード入力、再入力が完了しましたら「Enter」キーで処理を実行します。
zipcloak warning: Local Entry CRC does not match CD: {ファイル名} と一見処理が失敗したような警告が表示されていますが、これは右クリックから zip ファイルを生成した場合に表示される警告で問題ないです。
zip コマンドから作成すればこの警告は表示されません。
これで問題なく zip ファイルにパスワードがかかりましたので、実際に開いて確認してみましょう。
問題なくパスワードがかかっていますね。お疲れ様でした。
正常に処理されなかったとき
「zipcloak」コマンドで処理が正常に実行されなかったときのエラー文はだいたい同じかと思いますので一緒に説明しておきます。
ターミナル
1 |
$ syntax error near unexpected token `(' |
上記エラー文が表示されていることが多いと思います。
プログラミングをはじめている人にはおなじみのエラー文ではないでしょうか。
syntax error (構文エラー)ですので書き方が失敗していることが多いので以下の部分を確認してみましょう。
② 文字列のとじかたに不備はないか
簡単な記入ミスがほとんどですので、焦らないでどこの書き方がまずかったか確認してみてください。
さいごに
最後まで読んでいただきありがとうございます。
PC の使い分けなどをしているとこんな状況になることもちょくちょくありますよね。
それに OS によって非対応のアプリとかを使用していた場合は、同じアプリをダウンロードすればいいじゃんとはならないですよね。
どんな状況や環境でもいつも通りのパフォーマンスを発揮させるためにも PC 環境に依存せず共通のコマンドなどで対応できることも大切だと思いますので、興味がある方は CUI 操作を勉強してみてください!
それでは、次回の記事でまたお会いしましょう!