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未経験から SES に転職して半年たって思うこと。

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こんにちは!あっきーです!

僕はプロフィールでも言ってるように前職では水商売をやっててそこからエンジニアに転職しました。

苦労や楽しいこと含め、転職してから半年ほど経ちましたので今日は今までのことを話していこうかと思います。

最近の IT 業界では SES にはならない方がいいって話をよく耳にするのではないでしょうか?

その通り!っとも思いますが全部が全部悪いことではないので、そのへんも含めて現役 SES が語るぶっちゃけトークな感じでやっていきたいと思います。

これからエンジニア転職を考えている人はこの記事を参考にして少しでもよい転職をしてもらえたら幸いです。

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SES がダメという3つの理由

なぜ SES への転職はダメと言われるのでしょうか?
主な理由は以下の3つかと思います。

1.偽装請負が蔓延している
2.案件ガチャに委ねるしかない
3.スキルがつきにくい

順番に今の自分の現状から思うことを話していきます!

ちなみに SES という業態を深く知りたい方は Twitter で米村歩 @yonemura2006 さんという方が非常に丁寧にいろいろと解説してくださっていますので是非参考にしてください!

いま自分がいった3つも米村さんのブログですごい共感したところでもあります(笑)

偽装請負が蔓延している

これはぶっちゃけその通りで SES を生業にしている企業はほぼやっているでしょうね。

偽装請負を簡単に説明すると書類上の契約としては委託契約を結んでるんです。
でも実際は現場に派遣されて現場の指揮のもとに働きます。要はただの派遣社員です、法律アウトですわ。

これをかっこよくクライアント先での案件にアサインしてもらいますとか難しいカタカナいっぱい使って知らない人をまるめこむのです(笑)

そして実質派遣なので現場のかわりはいくらでもいるので駒のように扱う場所もあったりなかったり。

正社員は簡単にクビにできないけど派遣の契約を満期で解除するなら簡単ですから意外と win-win になっちゃうんですよね。

 

でもまぁ全てがそうとは限りません。

僕が今働いている会社では派遣契約で法律を遵守したうえで出向する案件は結構あります。

でもやっぱり立場は弱くてつらい思いをしてる人もいるかと思います。かといって僕みたいにそんなこと関係なしに思ったことは言ってしまう人も煙たがられたりしてるのかもしれないですね。

逆に考えると責任は低いのでなんだかんだ正社員に仕事が偏りがちな気もします。

なので当たり前のように定時に退社しても大丈夫みたいなケースはあります。ぼくがそれです。

僕の場合は職場から20 分の場所に引っ越したこともあり、うまくこれらの条件を使えば帰ってから勉強の時間を5時間くらい確保することが可能です。そこからスキルをつけてまた転職もありですね。

また、ある程度同じ現場に腰を据える前提ならいい感じのポジションさえ取れれば重宝されつつもそこまできつい労働環境を強いられないみたいな環境も構築できると思います。

現場によりけりだし、人それぞれの性格でできるできないはあります。
ですが一言でまとめるならば

うまく使えば SES の働き方も悪くはない。

これですかね。法律どうこうなどは経営者の話ですし、現場の僕らはどれだけいまの現状でストレスなく気持ちよく働けるようにするかにフォーカスすることが賢明だと思いました。

案件ガチャに委ねるしかない

これまたその通りですかね。
本当に案件によって業務はピンキリです。

そんなたくさん現場は知らないけどいきなり開発できる人もいればエクセル、ワードなんかでコピペしてるだけみたいな人もいるみたいですね。同僚の人たちに聞いたので事実でしょうね。

なのでぼくも今一番しっくりこない部分なのですがやりたい案件に必ずしもいけないということは視野に入れておいた方がいいかと思います。

ちなみに今の僕の案件先での仕事はセキュリティエンジニアとして Web サイトやスマホアプリの API の脆弱性診断を行うことです。

ここが判断しがたくて、正直セキュリティってめちゃくちゃ大切じゃないですか。

エンジニアに限らずサービスにセキュリティってセットのようなものですし。

しかも、経産省によると今後セキュリティエンジニアが深刻に不足するともいわれています。

セキュリティー人材、消えた「19万人不足」 - 日本経済新聞
サイバー攻撃の増加を背景に、情報セキュリティー人材の不足を指摘する声が多い。経済産業省の2016年の調査では「20年に国内で19万3000人が不足する」と予測したほどだ。だがサイバー防衛の現場からは「不足感はない」との反論が多い。背景には「理想的な状況」を想定して必要な人材数を割り出した経産省と、実務の大部分を外部に委...

なのでここでセキュリティスキルを上げておくことにはとても意義があるとは思います。
ですが僕は現場でのプログラミングがしたくてエンジニアになったんです。

やっぱりそこを妥協していることに違和感は感じます。

でもささっと辞めようと思わなかったのは無駄なことはしていないってこともあったからです。一応コードを読んだりたまに書く機会もありますし。

最近そんなことで悩んでいた結果、よくも悪くも契約の期間はありますのでそれをうまく使えばいいなという結論になりました。

単純に契約満期まではセキュリティのノウハウをしっかり頭に叩き込んで更新はしないで次にいけばいいのですよ。

そんなこんなでもう次の更新はしない方針で担当の営業さんとは話つけちゃいました(笑)
元々営業職だったのでこういう根回しとかごますりはなんだか得意みたいww

てことでまとめると

契約の期間をうまく使っていい案件に巡り合えるよう案件ガチャの回転率を上げてしまう。はなからくそな案件だったらさっさと辞めろ。

スキルがつきにくい

これはぶっちゃけ案件ガチャの話とつながりますね。ピンキリです。

自主学習でスキルつければいいんだけども現場でのスキルをつけることは確かに大切だなと思います。

なのでこの場合は少しでもスキルを得られる案件に行く確率を上げるためにはという観点で話していこうかと思います。

これはやってみて思ったのですが転職時などでしたら次のことをチェックするといいと思います。

 

・内勤にどんな人がいるか
・研修はしっかりしているか
・面接対応はだれなのか

SES 企業は大きくわけて2つあると思ってください。

1.自社でエンジニアを抱えず案件だけ流す企業←ゴミ

多重請負の構造をつくり単価を上げる悪の元凶です。こんなとこは論外で絶対に騙されないでください。受かってもいってはだめです、ろくな案件かかえてないですよ。

こんな企業の場合は内勤は営業ばかり研修できないから外のスクールに少し通わせる面接は営業の人でいいことばかり言われるなどの対応をとられると思います。

この人たちはエンジニアでもなんでもないのでそもそも仕事内容に理解がないし理解しようともしません。売上だけのこと考え出向させ利益をだすことが目的ですから。

2.自社でエンジニアを抱え多重請負せず下請けをする企業

この場合だとしっかり内勤にエンジニアの人がいます
なぜなら自社での研修を行うためです

ついでにぼくの場合はエンジニアの人に面接してもらいました。

研修も3カ月みっちり自社研修がありました。毎月試験を行いパスしないとそこでクビきられるくらいには若干シビアな研修です。なのでそれなりにみんな必死こいて勉強してました。

そしてなぜ自社研修なのかというと、案件に沿ったより実務的な研修を行うためです。

ちょっと自分の色眼鏡の視点もありましたがこのように自社でエンジニアを育て出向させる企業でしたらそれなりに技術を要求される案件を多く抱えているケースが多いと思います。

また、今後 SES の業態は衰退することは明白で企業もわかってると思います。

そんな時に自社でエンジニアで育てている SES 企業でしたら自社開発に方向転換するなどの選択肢がでる可能性もあると思います。

一例で僕の会社では IoT のソフトウェア分野で自社開発が始まりました。

上司にめちゃごますってアピールしまくって次の更新をしないで自社に戻すと口約束ですがそんな話もしてます。嘘つかれたら辞めます。

そんなこんなで SES 企業も変わらなければならない時期になってきているのだと思います。

他の企業でもそういう動きはきっとあると思うので、今後の方針なども確認するといいかもしれません。

スキルをつけるためには面接する企業の地力を見極め良い案件にいける確率を上げよう

ぜひ面接などありましたら参考にしてみてください。

一番良い転職方法とは

最近のトレンドはプログラミングスクールに通い自社開発を行っているベンチャー企業に就職ですよね。

アフィリ感もありますが、その通りだと思います。現に僕も自社開発の企業いきたいです。

でも、みんながみんなできる選択肢でもないかなと思います。

もし大学生とか実家住まいとか生活の担保がある人でしたらそこはもう親に頼りまくってそうするのが手っ取り早いと思います。

ただ実家も遠く生活費を稼がなければいけない状態でプログラミングスクールでの転職活動は大変なのではないでしょうか。

働きながらのプログラミングスクール通いだと転職に時間かかってしまいますし。

一例として、僕は仕事すっぱりやめて転職活動をしました。その時の所持金は150万ほどだったと思います。

バイトで時間を使ったら元も子もないので無職で自分で勉強しながら転職活動をしましたが半年で資金は枯渇しました。生きるだけでなんて金がかかることやら。。。

右も左もわからずインフラの面接したり時間とお金を無駄に使ってしまったことも原因ですがww

そんな転職がうまくいかず減っていく貯金残高をみていると精神衛生面的にもよくないじゃないですか。余談ですが、そんなときに人は大体アムウェイに引っ掛かります(笑)

ですので、SES を登竜門としてまずは現場に入ってみるという選択肢は決してわるいことではないと思います。

SES は良くも悪くも受け入れ態勢がよいというところもありますので全然はずれだったら辞めてもいいと思いますしそこはうまく使っていけばいいのではと。

また、使えるものは使う精神で親に頼ってスクールに通うことも全然恥ずかしいことじゃなくむしろ立派です。

親なんて利用してやればいいのよ!その代わり自分が親になったときは同じように子供に利用されまくれよ!ってスタンスで!

ちょっと話が逸れてしましましたが

転職方法はひとそれぞれだからひとつだけの情報に惑わされないで

中途半端な意見だけどもこれしか言えん(笑)

ただ計画的にやらんと無職からの転職は大変とだけは伝えておきます。

さいごに

だらだら長い文を読んでいただきありがとうございます。

技術記事をメインでいくつか書いてて今回コラム的な記事は初めてで思ったこと書き綴った感じです(笑)

今後エンジニアを目指す方に SES のメリット、デメリットがうまく伝わったなら幸いです。

これからこんな感じの記事も書いていこうかなと思っていますので今後ともよろしくお願いします!

 

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あっきー

元キャバクラ店長から未経験でエンジニアに転職した異端児。

自分の経験を元に、エンジニア転職や未経験からでも挫折しないプログラミングの勉強方法の発信をしてます。

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